引用instagram@harunobumurata
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
「Luxury of Silence」をコンセプトに掲げ、日本のラグジュアリーブランドの新たな可能性を切り開くHARUNOBUMURATA。
ミラノと東京を拠点に活動し、2つの文化を融合させた、静謐な美しさと洗練されたエレガンスを追求するブランドです。
今回は、
- HARUNOBUMURATAとは
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 人気アイテム
- 買取について
という形でお話していきます。
HARUNOBUMURATAが気になっている！という方はもちろん、HARUNOBUMURATAの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。
目次
HARUNOBUMURATAとは
HARUNOBUMURATA（ハルノブムラタ）は、デザイナー村田晴信氏が2018年に立ち上げた東京発のラグジュアリーファッションブランドです。
「Luxury of Silence（静寂の奢侈）」をコンセプトとして掲げ、日本女性の無意識の所作に宿る美を表現。
ニュートラルな色彩をベースに、日本とイタリアの最高峰テキスタイル技術を融合させた、クリーンなスタイルを得意としています。
思慮深さや聡明さを感じさせるような品格漂う服づくりに定評があり、国内外から人気が高まっているブランドです。
HARUNOBUMURATAのアイテムは、公式オンラインサイトやTHE TOKYO（ザ・トウキョウ）、イセタンサローネなどのセレクトショップで購入できます。
元麻布のプライベートブティック 引用instagram@harunobumurata
2025年2月下旬には、東京・元麻布に予約制プライベートブティックをオープンしました。
デザイナーについて
村田晴信氏 引用harunobumurata.com
HARUNOBUMURATAのデザイナーは、1988年生まれ、東京都出身の村田晴信氏です。
祖母が和服をおしゃれに着こなしていた影響で、幼少期から洋服作りに興味があったとのこと。
中学は私服で通う学校に進学し、服が自分や周囲に与える影響を意識し始め、高校生になると服を作るようになっていきます。
当時通っていたのは普通科の進学校だったため、古着のリメイクから独学で服作りを学びました。
卒業後は海外での活動を視野に入れ、パリに本校を構えるエスモード東京校に入学。
在学中より数々のコンテストで受賞し、 Vogueに掲載されるなど注目を集めました。
最終学年時に神戸ファッションコンテストで特選を受賞し、イタリア留学資格を獲得。
2010年にイタリアへ渡り、ミラノにあるマランゴーニ学院のファッションデザイン部門マスターコースに入学します。
同校在学中に、フランスのディナール国際モードフェスティバルでミニコレクションを発表し、パリ市長賞を受賞。
2012年には、イタリアファッション協会が主催する「ネクストジェネレーション」コンペにて、アジア人として初優勝を果たします。
そして2012年秋冬、ミラノファションウィークにて弱冠23歳の若さでデビュー。
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村田氏が23歳でデビューした2012AWミラノコレクション 引用fashion-press
23歳当時の村田氏 引用fashion-press
現在のブランドの前身となる、自身の名前を冠した「Harunobu Murata」コレクションを発表しました。
同年よりジョンリッチモンド社でデザイナーとして経験を積んだ後、2015年にジル・サンダーのウィメンズ部門デザインチームに所属。
2017年、ショーの後撮ったジル・サンダーのチーム全員との集合写真 引用forbesjapan.com
クリエイティブディレクターであるルーシー&ルーク・メイヤー夫妻のもとで、2018AWコレクションまでデザインを手がけています。
そして2018年、日本に帰国して「HARUNOBUMURATA」をスタート。
2024年には、毎日ファッション（毎日新聞社主催・経済産業省後援）大賞で新人賞・資生堂奨励賞を獲得し、デザイナーとしての知名度はさらに向上しています。
2024年、毎日ファッション大賞にて 引用harunobumurata1007
ブランドの特徴
クリーンでエフォートレスな女性像を叶えるHARUNOBUMURATAのアイテム。
ここからは、HARUNOBUMURATAの特徴についてお話しします。
巧みなドレープ（立体裁断）造形
HARUNOBUMURATAの最大の特徴は、流れるような曲線美を追求したドレープデザインです。
イタリアのドレーピングと日本の伝統的な裁断技術を融合させた、巧みな立体造形が魅力です。
このドレーピンクについて、デザイナーの村田氏は「私の強みは思い通りに布を動かし、形にできることです。マネキンや人に布を直接かけて服の型をつくるドレーピングは、誰にも負けませんでした。」と語っています。
海外のデザイナーはスケッチ技術やプレゼンテーション力に長けている一方、布を扱うことに長けている人物はそれほど多くないとのこと。
そんな中、村田氏の日本人デザイナーとしての「手の器用さ」が海外でも賞賛され、重宝されたのです。
特に、日本女性の「無意識の所作の美」を衣服の立体構造に転換する手法や、伝統ある着物文化の美学を現代的な解釈で再構築する点は、国内外から高く評価されています。
イタリアと日本から集められた高級素材
大人の女性が自信をもって纏える上質な素材も、HARUNOBUMURATAの魅力のひとつ。
デザイナーの村田氏が長い時間を過ごしたイタリアと日本から集められた、高品質なファブリックを組み合わせているのが特徴です。
単に上質な素材を贅沢に使って豪華さを表現しているのではなく、精神的な豊かさや人生への満足感、人と人との繋がりに価値を見出し、背景にある生産者の思いを理解したうえで素材を選択しています。
ほかにも、独特の風合いや加工を施したアクリルやナイロンなど、オリジナルの素材も生み出す実験的な試みも見られます。
静寂の中に美が存在するデザイン
デザインにおいては、主張しすぎず、かつ存在感を放つ、静謐（せいひつ）な美を表現しているのが特徴です。
日本特有の控えめで上品な美しさをデザインに落とし込み、クリーンでシンプルなクリエイションを展開しています。
デザイナーの村田氏は、ジル・サンダーでの経験からミニマルな美しさの本質を探求することを学びました。
現代の過剰な装飾性に反発し、静寂の中にこそ真の美が存在するという思想が、HARUNOBUMURATAの作風を形成しています。
理想とする女性像は「紅の豚」のマダム・ジーナ
マダム・ジーナ 引用ghibli.jp
デザイナーの村田氏は、ブランドが理想とする女性像のひとつとして、ジブリ映画「紅の豚」に登場するマダム・ジーナを例に挙げています。
自らの意思をもちつつも、張り詰めたところがなく、力の抜け具合が非常にエレガントな大人の女性です。
彼女の肩ひじ張らないゆったりとした仕草や、上品な色気のある振る舞いから、多くのインスピレーションを受けたとのこと。
ほかにも、ジル・サンダー時代に生産部門を束ねていた魅力的でかっこいい女性たちも、クリエイションのイメージ源になっているそうです。
HARUNOBUMURATAの人気アイテム
女性の所作を美しく引き立てるデザインが多いHARUNOBUMURATAのコレクション。
ここからは、その中でも特に人気の高いアイテムを厳選してご紹介します。
英語圏の女性名をモチーフとしたモデル名にも注目です。
ELIANA
流れるような曲線が美しい、立体的なフォルムが特徴のワンピースです。
ボウタイ風の襟元にアイコニックなメタルボタンが最大のポイント。
アクセサリーいらずでも華やかな印象を与えます。
前身頃はすっきりとくびれて見え、後ろ身頃はハリのあるふんわりとした洗練フォルムなので、メリハリと体型カバーを叶えてくれます。
袖をまくったときのシルエットが美しくなるよう想定した、計算されたスリーブのスリットも、HARUNOBUMURATAの素材を扱う技術力の高さが見られます。
JASLYN
ユニセックスで着用できるオーバーサイズのスタンドカラーシャツです。
身頃をたっぷりととることで、ストレスフリーな着心地とモードな雰囲気に。
豊かなボリュームに添えられたミニボタンが、上品かつ洗練された印象を与えます。
ボディラインを拾いにくい柔らかな質感なので、シャツでありながらライトアウターのような着方もできます。
ミニ丈のボトムスと合わせてワンピースのように楽しむのもおすすめです。
GARWIN
柔らかなレザーを使用した、HARUNOBUMURATA定番のフラットパンプス。
つま先から履き口のギャザーディテールが、デザイン性とフィット感を高めます。
メタルパーツの付いたアンクルストラップが足首をホールドし、長時間の歩行もサポート。
アッパーのV字カットは、足をより綺麗に見せてくれます。
ストラップは取り外し可能なので、装いに合わせたアレンジも楽しめる一足です。
買取、中古相場について
ここまで、HARUNOBUMURATAというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
HARUNOBUMURATAは、エレガントで上質、幅広い年齢層の女性に似合う服を展開するブランドだけあって、中古市場でも高い評価を受けています。
ブランドの美学を余すところなく味わえるワンピース、ドレスなどのアイテムは特に人気で、フリマアプリなどで強気の価格での売却が可能かと思います。
シューズなどの小物類も人気があり、まだまだ履ける状態のものであれば強気のお値付けが可能です。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
「売ろうかな…？」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。
ものを送る前に金額がわかる、LINE事前査定もおすすめです。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
デザイナー・村田氏の豊かな経験と感性を反映した、新しい時代のラグジュアリーを提案するHARUNOBUMURATA。
KLDでもHARUNOBUMURATAのお買取を強化しています。
ドメスティックブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。
宅配買取というと、
「時間かかるんじゃないの？」「面倒臭そう…」「配送料の分、買取金額を安くされそう…」
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実はそんなことも無いんです。
KLDでは、取り扱いブランドをある程度絞ることにより、高い水準のお買取金額を維持。
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ありがとうございました！
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