
引用juliustartoptical.com
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
アメリカンヴィンテージのデザインを忠実に復刻したクラシカルなアイウェアを展開するブランド、JULIUS TART OPTICAL(ジュリアス タート オプティカル)。
歴史を紡いだ品格のある風貌が魅力のブランドです。
今回は、
- JULIUS TART OPTICALとは
- 創業者・デザイナー
- ブランドの特徴
- 定番アイテム
- 買取について
という形でお話していきます。
JULIUS TART OPTICALが気になっている!という方はもちろん、JULIUS TART OPTICALの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。
目次
JULIUS TART OPTICALとは
アメリカンヴィンテージのデザインを現代の技術で蘇らせ、高品質な眼鏡を提供するブランド「JULIUS TART OPTICAL(ジュリアス タート オプティカル)」。
JULIUS TART OPTICALのルーツは、1948年にジュリアス・タート氏がニューヨークで創業した「TART OPTICAL(タート オプティカル)」に遡ります。
TART OPTICALといえば、アメリカンアイウェアを語る際に外せないブランドです。
当時、メタルフレームが主流だった眼鏡業界で、TART OPTICALはセルフレームを展開し、多くの人々を魅了しました。
斬新なデザインと高品質な製品により、TART OPTICALはニューヨークで一大ブームを巻き起こし、高級ブランドとしての地位を確立。
1950年代には現在も普遍的な人気を誇るモデル、「アーネル(ARNEL)」が登場。
TART OPTICALの眼鏡をよく愛用していたジェームズ・ディーン 引用d-eye.jp
当時、ジェームズ・ディーンが愛用していたこともあり、同ブランドは注目度は加速していきました。
しかし、順調に見えたTART OPTICALに不穏な状況が迫ります。
1960年代から1970年代にかけて、安価な大量生産品の台頭によって業績が徐々に悪化。
1980年代に惜しまれながらも廃業しました。
ただ、その後もジョニー・デップやジョン・レノンなどの著名人がヴィンテージフレームを愛用し続けたことで、TART OPTICALの人気は衰えることがありませんでした。
そして2016年、ジュリアス・タート氏の甥であるリチャード・タート氏が、TART OPTICALの後継ブランドであるJULIUS TART OPTICALを創設。
リチャード・タート氏はTART OPTICAL社のファクトリーやマーケティングに関わった実績を持ち、数多くの資料を保有している、ジュリアス・タート氏の意思を継ぐ唯一の存在です。
JULIUS TART OPTICALはTART OPTICALの世界観を残しつつ、新たにデザイン性を加えたコレクションを展開。
アメリカの古き良き時代の風合いを尊重しながらも、発展的なアートやカルチャーからインスピレーションを受けた、現代に溶け込むフォルムを実現しています。
創業者・デザイナー
リチャード・タート氏 引用juliustartoptical.com
JULIUS TART OPTICALの創業者・デザイナーは、リチャード・タート氏です。
前項でもお伝えした通り、リチャード・タート氏は伝説の眼鏡ブランドTART OPTICALの創業者であるジュリアス・タート氏の甥で、同社のファクトリーやマーケティングにも関わっていました。
リチャード・タート氏は血縁であることはもちろん、長年に渡りTART OPTICALで働いていた関係で数多くの図面や資料を持っているため、まさに正当な後継と言える人物でしょう。
タミー・オガラ氏 引用imn.jp
そんな彼が、職人的アプローチで手掛けたアイウェアデザインで高い評価を受けているタミー・オガラ氏とタッグを組み、TART OPTICALのコレクションを再現。
そして2016年より世に送り出したのが、JULIUS TART OPTICALなのです。
リチャード・タート氏とタミー・オガラ氏は、数々のアーカイブの中から、1950年代~1970年代前半の製品を中心に、当時のリアルなデザインを現代の技術で復刻。
伝統的なデザインと品質を忠実に守りながらも、優れた素材を使用した新たなフレームを生み出し、アイウェア市場に新鮮な風を吹き込んでいます。
JULIUS TART OPTICALの特徴
クラシックな魅力と現代の感性を融合させ、眼鏡業界で輝きを放つJULIUS TART OPTICAL。
ここからは、JULIUS TART OPTICALの特徴や魅力をお伝えしていきます。
伝統を現代に蘇らせるのは日本のファクトリー
同ブランドの眼鏡を手掛ける鯖江の工場 引用dig-it.media
TART OPTICALの伝統を現代に蘇らせるため、JULIUS TART OPTICALが選んだ製造拠点は日本の福井県鯖江市です。
JULIUS TART OPTICALが製造の拠点を鯖江に決めたのは、眼鏡における蓄積されたハンドメイド文化への敬意に加え、品質や仕上がりをコントロールしやすい自社一貫生産が可能であったから。
当時のモノづくりに対する思いを受け継ぎ、貴重な資料を基に素材や製法までをも踏襲。
ダイヤ型デザインのカシメ鋲はもちろんのこと、屈強な7枚蝶番、手作業による艶出しまでもこだわり抜いていて製造しています。
正式な図面とリチャード氏の経験、そして、日本の高い技術力によって生み出されるJULIUS TART OPTICALのアイウェアは、クラシックデザインと現代的なクオリティーが織り成す珠玉のラインナップを実現しています。
時代を超えて愛されるシンプルでエレガントなデザイン
JULIUS TART OPTICALは、時代を超えて愛されるシンプルでエレガントなデザインが特徴です。
また、品質の高さも魅力の一つで、フレームには高品質なアセテート素材を使用し、耐久性と快適さを両立させています。
このデザインと品質の融合が、JULIUS TART OPTICALが眼鏡愛好家たちを魅了している理由です。
さらに、TART OPTICALの名作フレームを忠実に再現しつつ、新たなデザイン要素を加えているのも注目したいポイント。
JULIUS TART OPTICALのアイウェアは、ヴィンテージの持つ歴史的な価値と、現代のトレンドを巧みに組み合わせ、他にはない魅力を放っているのです。
現代に蘇らせた名作「AR」が一番人気
AR44 引用privateeyesandtrackers.com
JULIUS TART OPTICALの一番人気モデル「AR(エーアール)」は、TART OPTICAL時代の「ARNEL(アーネル)」を元にしたモデルです。
ジェームズ・ディーンやジョニー・デップなどが愛用したARNELは、ヴィンテージ眼鏡として世界的に有名なモデルで、中古市場でも高額で取引されています。
ARは、ARNELの当時の図面から正式に復刻しているのが特徴です。
小ぶりのウエリントンシェイプや、智(ヨロイ)に付された矢じり型のカシメ飾りが薄く盛り上がっているところなど、ARNELの仕様を忠実に再現しています。
定番のブラックやブラウン系をはじめ、明るいシャンパンやピンクなど豊富なカラー展開も魅力の一つ。
AR Gold Editionは、通常のARの各パーツにゴールドコーティングを施したモデルのこと 引用klein-eyewear.com
また、2021年から始まった「AR Gold Edition」は、年に1度の限定生産で、ごく少数のリリースが行われることから、その希少性も相まって高い人気を誇っています。
ファッションブランドとのコラボレーションも話題に
ハイクとのコラボレーションモデル 引用beauxyeux-online.com
JULIUS TART OPTICALは、ヴィンテージをただ復刻するだけでなく、ポップなカラー展開やファッションブランドとのコラボレーションなどでも注目を集めています。
ワコマリアとのコラボレーションモデル 引用instagram@juliustartoptical
ここ最近では、「HYKE(ハイク)」や「WACKO MARIA(ワコマリア)」といった有名ファッションブランドとのコラボレーションでも話題に。
古き良きデザインを遊び心あるカラーで仕上げ、現代に適応させた新しいスタイルを提案しています。
JULIUS TART OPTICALの定番モデル3選
それでは、ここからはそんなJULIUS TART OPTICALの不動の定番モデルを3つご紹介していきます。
歴史あるヴィンテージモデルから復刻したフレームの数々は、それぞれにエピソードがあり、ロマンを感じられるものばかりです。
ぜひご参考にされてみてください。
AR
JULIUS TART OPTICALの一番の不動の定番モデルといえばこちらの「AR」。
元々、TART OPTICALで展開していたモデル「ARNEL(アーネル)」を元にしたモデルです。
ARNELは、ヴィンテージ眼鏡としては世界的に非常に有名なモデルで、中古市場でも高額で取引されています。
小ぶりのウエリントンシェイプをはじめ、智(ヨロイ)に付された矢じり型のカシメ飾りが薄く盛り上がっているところなどもヴィンテージのアーネルの仕様を再現。
ブラックの単色モデルをはじめ、さまざまなカラー展開で販売されています。
FDR
こちらも、JULIUS TART OPTICALの定番モデルのひとつ。
TART OPTICAL時代、アメリカ合衆国第32代大統領”フランクリン・デラノ・ルーズベルト”(Franklin Delano Roosevelt)も愛用しており、その名前のイニシャルからモデル名を付けられたものを復刻。
最大の特徴はその骨太なフレーム。
特に、テンプルがかなり太く、存在感があります。
太いフレームに映える、智(ヨロイ)の3点鋲も特徴的。
ボリューム感のあるモデルなので、色の濃いフレームで強いインパクトを出すのもおすすめですが、クリアカラーのフレームにしても映える一本です。
BRYAN
TART OPTICAL時代、BRYANという同名のモデルとして展開していたものを復刻したモデル。
ヴィンテージのオリジナルフレームは、ダイヤ鋲のあるタイプと鋲の無いのモデルが存在しましたが、希少性の高いダイヤ鋲タイプが復刻されました。
少し縦幅の大きめなウェリントンタイプのフレーム。
フレームの上部(ブローライン)が直線的でシャープな印象です。
アメリカの映画監督であるウディ・アレン氏が愛用していたことでも有名なモデルです。
ウディ・アレン氏 引用 solakzade.com
買取、中古相場について
ここまで、JULIUS TART OPTICALというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
JULIUS TART OPTICALは、ヴィンテージ感と現代的な実用性を兼ね備えたアイウェアブランドとして、中古市場でも非常に高い評価を得ています。
特に今回ご紹介した定番モデルや、他ブランドとのコラボレーションモデルは価値が落ちにくく、強気のお値付けで売却が可能かと思います。
アイウェア類に特に顕著な傾向としては、傷などが無いもの、付属品が揃ったものが特に高値で取引される傾向があり、お手入れや付属品の管理などには日常的に少し気を遣うのがおすすめです。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。
ものを送る前に金額がわかる、LINE事前査定もおすすめです。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
時代を超えてもなお、数々の著名人や眼鏡愛好家たちを魅了し続けるJULIUS TART OPTICAL。
KLDでもJULIUS TART OPTICALのお買取を強化しています。
今回ご紹介したJULIUS TART OPTICALのものはもちろん、TART OPTICAL時代のヴィンテージ品もしっかりと査定させていただきます。
インポート、ドメスティック問わず、アイウェアブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。
宅配買取というと、
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ありがとうございました!
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