mont-bellってどんなブランド?|モンベル


引用instagram@montbell_official

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

日本のアウトドアブランドとして確たる地位を築いているブランド、「mont-bell(モンベル)」。

堅実なもの作りや比較的リーズナブルな価格帯、アクティビティに合わせた多岐にわたるアイテム展開などが魅力で、初心者からプロまで全国のユーザーから支持されています。

今回は、

  • mont-bellとは
  • デザイナー
  • ブランドの特徴
  • 定番アイテム
  • 買取について

という形でお話していきます。

モンベルが気になっている!という方はもちろん、モンベルの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。

mont-bellとは


引用instagram@montbell_official

mont-bell(モンベル)は、1975年に設立された、大阪に本社を置く日本のアウトドアブランドです。

創業者は、辰野勇さん。


創業者の辰野勇さん 引用bepal.net

21歳(当時の世界最年少記録)という若さで「アイガー北壁」の登攀を達成したり、黒部川源流部から河口までをカヤックで初下降したりなど、本格的な冒険家でもあります。

また過去には、日本初のロッククライミングスクールを設立したり、総合商社の繊維部門に務めていたり、モンベルの成長を後押しするような経験も豊富な人物です。

そんな辰野さんが築き上げたモンベルは、「Function is Beauty」と「Light & Fast」をコンセプトに商品開発が行われています。

衣料品のほか、アウトドアに関する多様なギアを扱い、登山やクライミング、アクアスポーツ、サイクル、ガーデニングにドッグ用まで多岐にわたる商品を展開しています。

さらに、比較的リーズナブルな価格帯でありながら、他のアウトドアブランドに引けを取らないハイクオリティな品質も多くのユーザーから支持されている理由の一つ。

そのモンベルの高品質なアイテムは、プロフェッショナルなアウトドアシーンや災害現場のシーンなど、様々な場で活用されています。

モンベルグループとしては日本国内のみならず、スイスやアメリカなどに現地法人を設立している世界企業としても成長を遂げています。

デザイナー


引用hyakkei.me

モンベルには決まったデザイナーは在籍しておらず、アルバイトから正社員に至るまで一人一人が開発者として捉えられています。


社内全体で集めたアイデアリクエスト 引用hyakkei.me

そのため商品デザインは、社内の企画部を中心に、他部署や店舗スタッフなど会社全体から出るアイデアをベースに行われているようです。

また、モンベルはマーケティングに比重を置かないよう市場調査をほとんどせず、「自分たちが欲しいモノを作る」という、もの作りの基盤のもと商品を生み出しています。

モンベルで働く人たちは、社員である前にアウトドア商品を使うユーザーでもあるため、ユーザーであるゆえの妥協を許さないもの作りをしているのです。

こういった企業としての姿勢は、アウトドアメーカーのみならず、すべてのもの作り企業のお手本とも言えるのではないでしょうか。

ブランドの特徴

モンベルは日本のアウトドアブランドとして、これまで独自の魅力や強みを培ってきました。

ここでは、そんなモンベルの特徴をお話します。

 

多様なアウトドアフィールドに適したオリジナル素材


社内にある多数の素材サンプル 引用hyakkei.me

モンベルの特徴といえば、自社開発した多様な素材が豊富なこと。

例えば、

  • ウイックロン(速乾性と通気性に優れたコットン風の化学繊維)
  • ドライテック(防水透湿性素材)
  • ハイドロプロ(高耐水圧性素材)
  • バリスティック(独自の高強度バリスティックナイロン素材)
  • シャミース(極細マイクロファイバーを密に編んだ素材)
  • ペアスキンコットン(洋梨(ペア)の肌のようなざっくりとした風合いの生地)
  • フレアテクト(自己消火性に優れた難燃性素材)
  • 竹繊維プラス(竹を原料とした通気性の良い素材)
  • 紙糸プラス(紙糸にコットンをプラスした清涼感のある素材)

など

他にも実に多彩なオリジナル素材があります。

もちろん、このような機能性を備えた素材を独自開発しているアウトドアブランドは、モンベルだけに限ったことではありません。


素材のバリエーションも豊富(例:ウイックロン)引用montbell.jp

しかし、アウトドア用具ほぼ全方位の品揃えを誇るモンベルでは、それらの多種多様なアウトドアフィールドに対応した素材を開発しているのです。

また、その素材開発力は、かつて繊維商社で働いていた創業者・辰野さんの経験と手腕があるからこそ成り立ってきたといえます。

 

良心的な価格帯

モンベルは、創業以来「いいモノであることは大前提だが、それをリーズナブルに提供する」を基本コンセプトにしてます。

このコンセプトは、お金がなくて高価な道具を買えなかったという、若かりし頃の辰野さんの思い出が反映されています。

では、具体的にはどのようにして低価格を実現できているのか。


素材テストも入念に行っている 引用hyakkei.me


企画会議は年6回 引用hyakkei.me

それは商品開発から流通、販売、リペアまでの流れをすべて社内で行い、極力、中間マージンを省いているということが、低価格に繋がる大きな理由です。

またモンベルでは、そもそも(アウトレット品を除いて)セールをしないため、定価を低く設定できるのです。

さらに、他社が打ち出すデザインや価格と比較することなく、常に機能美だけ追い求める姿勢が、低価格を実現させているのだといえます。

手厚いアフターケアとリペアサービス 

モンベルでは「作りっぱなし売りっぱなし」で終わらないよう、アフターケアやリペアにも積極的に取り組んでいます。


社内にリペア部門があるため対応が迅速 引用hyakkei.me

大阪本社内のリペア部門では一部のアイテムに対応しているほか、石川県にあるモンベルの北陸総合センター内ではウェアや登山靴のリペアを対応しています。

モンベル商品であれば「傘の骨が1本折れた」「水筒の蓋が壊れた」など、ウェアやギアに限らず幅広い修理を受け付けてくれるのも魅力。

また、東京中心部から北海道南富良野町という人口約2500人の田舎町まで、全国各地にストアが出店しているため、ちょっとした傷や汚れ、破損などが気になった時でも、近くの店舗に直接持っていきスタッフに確認してもらえます。

加えて店舗では、パンツの裾上げを無料で受け付けています。


引用montbell.jp

さらに自転車を取り扱っている店舗であれば、自転車の整備や点検などのアフターケアも完備。

これらの充実度の高いアフターケアとリペアサービスは、全国に多くの店舗数を構え、どんなケアや修理内容でも社内で共有できる、国内ブランドだからこその対応だといえます。

「モンベルクラブ会員制度」の存在

モンベルでは、ユーザーとの繋がりをより大切にするため、様々なアプローチを通して特典を提供している「モンベルクラブ会員制度」があります。


豊富な種類を用意しているモンベルクラブのメンバーズカード 引用montbell.jp

このモンベルクラブは、1985年に「ピジョンポスト(現モンベルポスト)」という通信販売を始めたほぼ同時期に発足しました。

モンベルクラブでは、主に以下の取り組みを行っています。

  • 商品購入時にポイント付与と社会貢献参加
  • フレンドショップ(提携施設)・フレンドエリアでの優待
  • 無料カタログと会報誌「OUTWARD」の送付
  • アウトドアチャレンジ(M.O.C.)への参加
  • 会員限定イベントへの参加

など


アウトドアチャレンジ(M.O.C.)の様子 引用montbell.jp

中でも、通称「モック」と呼ばれるアウトドアチャレンジ(M.O.C.)は、経験豊かなモンベルスタッフがアウトドアガイドをしてくれるイベントで、クラブ会員と交流できる場でもあります。

またフレンドショップやフレンドエリアでの優待は、町村や地域全体がモンベルと提携し、各エリアの山小屋や施設利用時の割引や飲食物サービスなど、様々な特典が受けられます。

このようにモンベルクラブは、単なるユーザーの囲い込みではなく、地域と深い繋がりを生みながら、より深くユーザーと繋がることのできる価値の高い会員制度なのです。

定番アイテム

ここでは、数あるモンベルアイテムの中から、定番かつ名品なものを厳選して紹介します。

 

ストームクルーザージャケット


引用montbell.jp

ゴアテックスを採用した「ストームクルーザージャケット」は、防水性・透湿性・軽量性を備えた究極のレインウェアです。

強度と軽量性を兼ね備えたオリジナルのバリスティックナイロンや、防水性と動きやすさを追求したカットパターン、着丈のほか身幅ごとに設定されているサイズ展開などが特徴です。

また、表地の下にゴアテックスメンブレン、その下に軽量性と耐久性を両立した薄いニット素材をあしらうことで、透湿性の向上と大幅な軽量化を実現。
そのため、ナイロンジャケットにも関わらず快適な着心地を体感できます。

さらに、フード着脱式のデタッチャブルモデルや、セットアップで着られるパンツも展開しているほか、カラーバリエーションも豊富。

1982年に発売を開始して以降、モンベルの代表作として現在も多くのユーザーから愛用されているロングセラージャケットです。

シャミースジャケット


引用montbell.jp

登山やキャンプ、普段着など、様々なフィールドで活躍する「シャミースジャケット」。

シャミースとは、人間の毛髪の10分の1という極細マイクロファイバーを蜜に編んだ素材のことです。

極めて繊細な繊維を蜜に編むことで、繊維間に多くの空気を蓄えることができるため、シャミースジャケットは薄手ながらも十分な保温性を確保しています。

それでいて、水や汗で濡れてもすぐ乾き蒸れを素早く放出するという、通気性も優れています。

また、アウターとしても中間着としても着用できる、タイト過ぎずワイド過ぎないシルエットもポイント。

さらに、心地良い着用感を実感できる滑らかな肌触りも魅力です。

天候や気温が変わりやすい山、水を使う場面が多いキャンプ、また普段着のアウターやインナーとしても重宝できるでしょう。

O.D.パンツ


引用montbell.jp

「O.D.パンツ」は、アウトドア初心者からベテランまで愛用者の多い、オールシーズン着用できる中厚手のパンツです。

締め付けの少ない適度なフィット感と、横や縦方向へのストレッチ性を備えているため、登山をする際の動きやすさを柔軟にサポートします。

また、裾から小石や泥などが入らないよう、裾まわりは登山靴に被るストレート形状になっています。

高いクオリティを実現しながらも価格は1万円を切っているという、コスト面でも魅力的なパンツです。

 

ソックオンサンダル


引用montbell.jp

アウトドアだけでなく、ファッションアイテムとしても取り入れやすいのが「ソックオンサンダル」。

今やビームスやビューティー&ユースなど、様々なセレクトショップが取り扱いをしている人気サンダルで、モンベルの中で定番化しているアイテムです。

鼻緒は直接肌に触れても優しい素材を使用しているため、摩擦による肌へのダメージを軽減し、快適な 履き心地を叶えます。

また、モンベル独自のS字状の鼻緒は、靴下を着用したままでも履きやすい絶妙なホールド感へと導きます。

余計なデザインのない開放的な見た目も魅力で、キャンプや旅行、普段使いなど、気軽に取り入れられる名品サンダルです。

買取、中古相場について

ここまで、モンベルというブランドの魅力についてお話してきました。

ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。

モンベルの中古相場を見たところ、比較的定価の高いゴアテックスモデルやハイクオリティなジャケットなどは、「状態が良ければ中古で手に入れたい」と考えているユーザーが案外多いため、平均して高い評価を得ています。

ただ、ゴアテックスやシェルジャケットのようなアイテムを中古で売買する際、「シームテープの劣化」を特に気を付けていただきたいです。

シームテープが剥がれていると見た目が汚いだけでなく、機能面でも性能がかなり落ちてしまい中古市場では売れにくくなるため、中古販売を視野に入れている場合は、使用している時から小まめにお手入れをしましょう。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

気温や用途に応じた素材を開発し、様々なアウトドアフィールドに適したアイテムを展開しているモンベル。

その高い機能性とリーズナブルな価格帯は、今後も変わることなくユーザーを魅了し続けるでしょう。

KLDでもモンベルのお買取を強化しています。

インポート、ドメスティック問わず、アウトドアブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。

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