NEEDLESってどんなブランド?|ニードルス/ニードルズ


引用fashion-press

こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。

独自の世界観を持ち、長年個性的なアイテムを展開し続けるブランド「NEEDLES(ニードルス/ニードルズ)」。

デザイナーの抜群のセンスと、これまで培ってきた審美眼が反映された唯一無二のデザインが魅力です。

今回は、

  • ニードルスとは
  • デザイナー・創始者
  • ブランドの特徴
  • 定番・人気アイテム

という形でお話していきます。

ニードルスが気になっている!という方はもちろん、ニードルスの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。

ニードルスとは?


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「NEEDLES(ニードルス)」は、有名セレクトショップ「NEPENTHES(ネペンテス)」を立ち上げた清水慶三氏が1995年に創立した日本のファッションブランドです。

長きにわたり世界各国でバイイングに携わった、清水氏の熟成された世界観を投影するブランドとして発足されました。

メンズウェアに関する豊富な知識に裏付けされた細部へのこだわり、そしてそこからの遊び心や抜け感で唯一無二の世界観を構築しています。

アメカジから、ワーク、ミリタリーなど、多岐に渡って造詣が深く、異国的な雰囲気を醸し出すのがニードルスの魅力です。

新作をリリースするたびに争奪戦が繰り広げられるトラックパンツや、デザイン性の高さや抜け感が今っぽいモヘアカーディガンなど、数多くの名作アイテムを輩出しています。

国内では東京・大阪・福岡に店舗があり、正規取扱店の公式サイトからも購入可能です。

「BEAMS」や「JOURNAL STANDARD」、「FREAK’S STORE」など大手セレクトショップでも取り扱っています。

創始者・デザイナー


清水慶三氏 引用nepenthes.co.jp

ニードルスの創始者である清水慶三氏は、1958年に山梨県に生まれました。

ファッション好きな両親のもとに育ち、兄の机上に置かれていた雑誌「メンズクラブ」のアイビー特集号がきっかけで、アメリカンカジュアルに夢中になったそうです。

高校卒業後、上京してメンズファッション専門学校に入学するも、試験日に遅刻したことが原因で3か月で退学。

アルバイトで授業料を稼いで、あらためて文化服装学園へ入学しました。

文化服装学院卒業後は、友人の紹介でユニオンスクエアに入社。
そして「Namsb」のオープニングスタッフとして働き始めました。

清水氏の転機は入社から2年後の1982年に訪れます。

当時店長をしていたNamsbの閉店に伴い、社長に直訴してアメリカンワークウェアやワークブーツを揃えた店をオープンしたいと名乗り出ました。


当初のRedwood(現在は移転しています)引用konabayhawaii.com

そこでオープンしたのが「Redwood」です。

Redwoodは、当時まだ注目されていなかったRED WINGのブーツやChampionのリバースウィーブ、Reebokのシューズなどをイチ早くバイイングし、いずれも大ヒットを記録。

さらには、洋服屋で初となるNIKEの取り扱いにも挑戦し、大成功を納めました。

清水氏は29歳で独立を志し、アメリカンカルチャーへの愛情を詰め込んだセレクトショップとなる「NEPENTHES(ネペンテス)」を1988年に立ち上げました。

当時のネペンテスのラインナップは、米国各地を走り回って買い付けてきた本格的な品々。

Redwood時代からの後輩だった鈴木大器氏(現エンジニアドガーメンツのデザイナー)も参加し、まだ日本では知られていないメーカーをアメリカやヨーロッパで探し求め、直談判して別注アイテムもショップに並べていました。

ほかでは見られないアイテムが勢揃いする商品構成は、アパレル関係者やコアな洋服好きの間で評判が広がり、ネペンテスは大躍進を遂げます。

90年代に入りアメリカンブランドが次々とアジア各国に工場を移動したことにより、メイド・イン・USA製品が手に入りづらくなってきたことから、日本国内生産でオリジナル商品をリリースしはじめます。

これが、1995年にスタートさせた清水氏のオリジナルブランド「NEEDLES(ニードルス)」の始まりです。

当初はネペンテスの補完的な役割だったニードルスですが、その作りの良さと表現力から人気が爆発。

現在では清水氏のクリエーションをリアルタイムに映し出すブランドとして、際立った存在感を示しています。

ネペンテス立ち上げから約30年経った現在でも、清水氏は揺らぐことのないファッション業界の重鎮として君臨しています。

清水慶三についてはこちらもどうぞ

ニードルスの特徴

ここからは、ニードルスというブランドの特徴や魅力についてご紹介します。

服への敬愛とこだわりが感じられるブランド名


NEEDLESのロゴ 引用imn.jp

ブランド名の「NEEDLES」は、洋服が生まれる時にも利用される「針」という意味です。

言葉遊び的な形で「Need-less」という意味も含んでおり、「必要以上のものはいらない」というコンセプトもブランド名の裏側に潜んでいます。


引用fuuuta.com

なお、ブランドのロゴマークである蝶のモチーフは、映画「パピヨン」が好きだった清水氏が腰の部分に刺繍を入れたことがきっかけで誕生しました。

ベーシックとアバンギャルドが絶妙に共存


引用fashion-press

ニードルスはベーシックなアイテムを基調としながらも、一癖ある独特のデザイン性が加わったコレクションが特徴です。

ペイズリーやバティックといった民俗模様のほか、アニマルパターンやタイダイ、ムラ染めなどの色柄、大胆なシルエットやひねりの効いたディテールが織りなすプロダクトは、特定のカテゴリーに収まらない唯一無二のもの。

ベーシックとアバンギャルドが絶妙に共存した、異国的な雰囲気を醸し出す独特な洋服作りに定評があります。

高い技術と品質を誇る国内生産へのこだわり


引用modescape.com

清水氏はメイド・イン・USAにこだわりを持つ一方、ニードルスはそのほとんどのアイテムを国内生産しているブランドです。

ニードルスの商品は、世界屈指の裁縫技術と品質を誇るメイドインジャパンを中心に製作しています。

昔と比べて買い付けが容易になってきた近年、セレクトだけで突出した個性を打ち出すことが難しくなってきたことにより、「だったら国内でしっかりと作り込んだオリジナル商品を展開した方がネペンテスらしい」との思いからの発想でした。

ニードルスのアイテムは、どれもアメリカ的な無骨さと日本的な繊細さを兼ね備えたラインナップになっています。

ニードルスの定番、人気アイテム

ここから、ニードルスの定番人気アイテムや、おすすめの新作アイテムを紹介します。
ぜひ、あなたのお気に入りのアイテムを見つけてみてください。

トラックジャケット&パンツ


引用nepenthes.co.jp

ニードルスといえば、このセットアップを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

伸縮性や通気性に富んだポリエステルジャージー素材を使用した、着心地の良いアイテムです。

ブランドのシンボルである蝶の刺繍や、独特の配色、洒落たシルエットなど、一般的なスポーツウェアとは一線を画した華やかなファッション性が魅力となっています。

基本的に上下別々で販売されています。


引用pheb.jp

セットアップとしての着用はもちろん、ジャケットはデニムパンツやスカート、ハーフパンツなどと好相性です。

トラックパンツに関しては、ニードルスの顔ともいえる存在感と多彩なシルエットが魅力です。

一般的なトラックパンツのシルエットである「ストレート」、太腿から膝にかけて細まり、膝下から再び広がっていく「ナロー」、ヒッピーブームを思い起こさせる裾が広がった「ブーツカット」、リブとファスナーによりスポーティな印象を与える「ジップド」。
そして、膝が出ている様子をデザインに落とし込んだ「ヒザデル(H・D)」。

現在は合計5型が展開されており、好みに合ったシルエットを選択できるのも人気の理由です。

また2018年、ファッションアイコンでもあるニューヨークのラッパー「エイサップ・ロッキー」が着用してファンであることを公言。
一躍注目を集め、海外でも人気に火が点きました。

シーズンごとに豊富なデザインが発表され、ユニセックスに着回しできるアイテムです。

H.D.パンツ


引用farfetch.com

H.D.パンツ、通称「ヒザデルパンツ」もニードルスの中で人気のある定番アイテムです。

ウエストと裾部分にダーツを施すことによって生まれる、ダボっとした独特なシルエットが特徴です。

「ヒザデル」という呼称には、パンツを履き込んだ際にできる、膝の曲げ伸ばしによって膝部分が突き出る生地のクセを、格好悪いとするのではなく「それがあえて格好いい」とする意味が込められています。

普通なら「膝が出てしまったパンツ」というとネガティブな印象を受けてしまいますが、その有り様に美を見出してユニークなパンツに昇華して成立させてしまうのが、ニードルスならではの手腕です。

サイズはユニセックス展開で、前述したトラックパンツやデニム、ミリタリー系などデザインも様々です。

モヘアカーディガン


引用nepenthes.co.jp

こちらはニードルスの秋冬の定番で、デザイナーの清水氏も頻繁に着用しているアイテムです。

上質なアンゴラ山羊の毛を使うことで、まるでシルクのような肌触りと光沢を実現しています。

ヴィンテージライクなカラーリングと大胆に配置されたパターンの遊び心が、ニードルスらしいといえます。

また、コーディネートに取り入れるだけで程よい「古着っぽさ」をプラスでき、グランジファッションのようなラフさを演出できます。

トラディショナルなアーガイル柄がメインですが、シーズンによってデザインが違うため、毎年買い足すファンも多い大人気アイテムです。

カウボーイジャケット


引用nepenthes.co.jp

ワイドな身幅に対して着丈は短めに作られていて、個性的なシルエットが目を引くカウボーイジャケット。

アウターとしてもインナーとしても使える万能な1着です。

随所に施されたステッチ加工や蝶の刺繍、スナップボタンなどのウエスタンウェアの装飾など、ニードルスのディテールへのこだわりが詰まっています。

弾力のあるやや厚手の素材感もジャケットのレトロなムードと調和しています。

買取、中古相場について

ここまでニードルスというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。

ニードルスは歴史が長く、流通量も比較的多いブランドですので、中古市場では高額で取引されているものからそうでないものまでが散見されます。

しかし、基本的にいつの時代も人気が高いため、人気のあるモデルであれば安定して高値でのお買取りが可能なブランドとなっています。

中でもトラックパンツ、トラックジャケット、H.D.パンツ、モヘアカーディガン…など、毎シーズン生地や色を変えて展開している定番かつ人気のアイテムは、中古市場でもとても高い評価を得ています。

KLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

独特のデザインセンスと高い品質で、ファッション感度の高いファンを虜にするブランド、ニードルス。

KLDでもニードルスのお買取を強化しています。

ドメスティックカジュアルブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。

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